空手の構えと攻撃について2

空手の構えと攻撃について2

空手の構えについて

伝統派の空手とフルコンタクト空手に

違いがあることは前回述べました。

今回は攻撃について

お話しさせていただきたいと思います。

構えの延長線上にあるといわれている攻撃法も、

現在と昔の空手に違いがみられます。

また現在でも、

伝統派とフルコンタクト系で

攻撃法、戦い方が違います。

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空手の戦い方は、流派によりどのような違いがあるか

それぞれ違いというより、

特徴を簡単に挙げてみましょう。

  • 現在の空手
    • フルコンタクト系
      • ある程度、体で受け止める
      • (得意な人は)上段蹴りも多用する
      • 下段蹴りも多用する
      • 顔面の攻撃がない
      • ボクシングまたはキックのようなフォーム
    • 伝統派
      • 構えの最中、飛び跳ねる
      • ポイントなので技が軽そう
      • ボクシングのような突き(構えではない)
      • 全く足を使わない人もいる
      • 下段蹴りがない(足払いはある)
  • 昔(特に沖縄)の空手
    • 蹴りの高さは極めて低い(腰より下)
    • 形の鍛錬を繰り返しひたすら行う
      (攻防一体の完成されたそれは実戦に通用する)
    • ガマク、チンクチ、ムチミなど古流独特の技(身体操作)を使う
    • 土地柄、砂浜や船上での戦いを想定していた

一般的な特徴で、

現在のフルコンタクト系も伝統派も

スタイルの違う流派ごとの戦い方も存在します。

 

時代の推移や環境の変化で大きく変わる空手の戦い方

karate_kurosawa02
yahoo.co.jp

元は同じ空手なのに

何故、相違があるのでしょうか?

時代とともに、

実戦での危機感の軽減、

環境の変化が大きな理由であると思います。

そもそも何でもありの喧嘩と、

試合のようにルールの上に成り立った

戦い方を比べるのがどうかとも思いますが。

試合、大会重視になり、

各々のルールによっても変化しました。

フルコンタクト系は、

実際に相手にダメージを

与えることを重視するので、

蹴り主体や、

近場での下段攻撃や突きを多用します。

ただし、連打も行ないます。

伝統派は、

寸止めルールに限れば、

ポイントなので、いかに早くあてるかを重視ます。

構え自体は、

まさに伝統派というところであると思いますが、

ピョンピョン跳ねて、

遠間からの飛び込みが多いですね。

沖縄空手のガマク・・・等については、

改めて説明いたしますが、

簡単に言いますと、

身体操作を攻撃や防御につなげ、

その威力を増すものです。

ちなみに、

フルコンタクト系空手より、

沖縄の空手に近いとされる、

伝統派の空手ですが、

沖縄の空手は、

砂浜での戦いを想定していたので、

頻繁に跳ねることはできません。

蹴りも高い位置はバランスを崩します。

伝統派の試合に見られる

小刻みに跳ねながらの攻撃は、

どうしてなのでしょうか?

その前に、

断っておきますが、

伝統派で行う形や組手、普段の稽古は、

試合のものではなく、まさに実戦さながらの動きです。

元に戻します。

特徴の一つ、

ポイント重視の競技なので、

相手より早く自分の攻撃を

相手のポイント圏に技を入れる必要があります。

その意味で、

先手を取る必要から

小刻みに飛び跳ねて、遠間から技を仕掛けます。

さらに重要な技があります。

刻み突きといいますが、

素早く刻むように

ポイント圏に突きの連打を放ちます。

刻み突き自体は、歴史が浅いです。

ボクシングのジャブを参考にしたとの説があります。

今回は散漫になってしまいました。

次は、

空手における武器術についてお話ししたいと思います。