空手における武器術について

空手における武器術について

現在、さまざまな空手道場が、

さまざまな地域で運営しており、

所狭しと道場生が稽古に励んでいます。

組織、団体、流派により、

カリキュラムもさまざまです。

空手は徒手空拳、

素手による武術であることに、

疑いはありません。

しかし、

武器を持って戦うことも想定した武術です。

その武器は、

身近にあるものを利用したものも存在します。

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空手と武器の関連、その種類は

 

大切なことが一つ。

沖縄の空手の動き、

身体操作は、

武器を駆使して戦う』ことも想定して、

形(型)を作られている

ということがあります。

前手の突きに関しては、

棒で行う突きと、

素手で行う空手の突きでは、

全く同じ技法、考え方で成り立っています。

武器を用いて戦っていたものが、

武器がなくなったら、

その同じ手で何をしなければならないのか、

考え抜かれたのが、

沖縄空手です。

つまり、

素手で戦うことと、

武器を用いて戦うことは、

表裏一体なのです。

武器の種類は色々ありますが、

代表的なものにとどめます。

 

棒_yahoo

出典:yahoo.co.jp

空手を志す上で、

一番身近な武器ではないでしょうか?

材料の加工をあまり施していない、

武器としては一番シンプルなものでしょう。

特徴として、すべての個所での攻撃が可能です。

 

ヌンチャク

ヌンチャク_yahoo

出典:yahoo.co.jp

ブルース・リー』で

一躍有名になったのは久しいことです。

沖縄では、

馬具の『ムーゲー(くちわ)

が発祥と言われていますが、

中国でも『双節棍』として存在しています。

また、

ブルース・リーはフィリピンの武術

カリ』から取り入れたといわれています。

名称は、『タバク・トヨク』です。

どれが最初であるかは確証がないです。

使い方は、周知の通りでしょう(笑)

ただし、

沖縄のそれは、

形(型)は、空手と同様

必ず、受けから始まります。

 

トンファー

トンファー_yahoo

出典:yahoo.co.jp

トンファーは、

木製の棒に把手がつていて、

2本一組で使用するのが通常です。

腕に密着させながら使用するので、

空手において、

腕の延長という意味では、

一番あてはまるのではないでしょうか?

受けや突きはもちろんの事、

把手と逆の部分を持ては、

短い棒のように扱うことができます。

特筆すべきは、

世界各国の警察組織で正式採用されていることです。

 

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釵(サイ)

サイ_Wiki

出典:wikipedia.org

何をもってこの形なのでしょうか?

サイも警察組織と無縁でなく、

琉球王国時代に、

関係組織などで

犯人逮捕などに用いられたとされています。

また、

中国でも、似たような武器があります。

釵は、『かんざし』を意味していて、

由来は、インドの仏具が発祥との説が有力です。

二丁鎌

二丁鎌_yahoo

出典:yahoo.co.jp

これぞ、疑いもない生活用具です。

これ以外にも、

農具がそのまま武器として

使われているものもありますが、

割愛させていただきます。

空手の武器の中で、

刃物を用いているものは、

手裏剣を除き、鎌だけです。

そのため、

修練するのは、限られた高段者に限られます。

空手における様々な道具の武器化は、色々な知恵や工夫があります

どの国が発祥であったのかは、

ここでつきとめることはしません。

言えることは、

同様な情勢や環境があり、

必要に迫られ、

知恵を働かせた結果、

このような武具が生まれたのでしょう。

何かトラブルに巻き込まれて、

複数の人数と相対することになったら、

いくら空手の有段者でも限度があります。

ないに越したことはありませんが、

想定しておくことも大切です。

かといって、落ちている武器になりそうなもの、

例えば、

棒などを使えないようでは意味がありません。

また、

既に自信があるからと言っても、

ルールのないストリートファイトでは、

勝つことよりも、

負けないこと、無事でいることが大事です。

その確率を上げるためにも、

武器の使用は絶対の条件となります。

一つの武器をほぼマスターすれば、

他の武器にも応用がきき何とかなるものです。

棒が比較的ポピュラーなので、まずははじめてみませんか?