少林寺拳法 | 今と昔の違いとは

少林寺拳法 | 今と昔の違いとは

前回は、

少林寺拳法の紹介と簡単な説明をしました。

私が学んでいたのは、

今から40年くらい前で、

数年間稽古しましたが、

その後、

少林寺拳法とは全く離れていました。

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少林寺拳法 | 今と昔にいくつかの違いが見られます

ある事があって、

数年前に少林寺拳法について調べていましたが、

私が学んでいた当時とは

若干違っている部分があることに気づきました。

もちろん本質は変わっていないと思いますが、

私にとっては興味深かったです。

少林寺拳法 | マークの違い

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出典:yahoo.co.jp

』がなくなっているのが驚きました。

何でも『ナチス』の十字を彷彿し、

欧米で道場を開設しにくくなるからことのことです。

香川県多度津町に本部がある「少林寺拳法グループ」(宗由貴総裁)は9日、
40年以上使用してきた「卍(まんじ)」の紋章を、4月から変更すると発表した。
「卍」はナチスのかぎ十字(ハーケンクロイツ)を裏返した形になっているため、
欧米のユダヤ人団体などから反発が続いていたといい、
世界中に少林寺拳法の普及を目指す同グループの活動の妨げになっていた。
新紋章は、白と黒の二つの円を重ねたもの。
「調和」を表すという。ロゴは「SHORINJIKEMPO」とローマ字にした。
少林寺拳法は、中国の修行僧の護身術を基に、宗総裁の父親が1947年に創立。
同グループは世界32カ国に支部があり、会員約150万人。国際大会も4年に1度開かれている。
「卍」は仏教で功徳を意味し、61年に商標登録した。新紋章にした後も、商標としては残される。
この日の除幕式で、
宗総裁は「全世界に向け、一つのマークの下に少林寺拳法をアピールしていきたい」と話した。

引用:毎日新聞

卍は2種類の解釈、

というより出所があります。

新石器時代のインドで見られたのが、

最古の卍と言われていますが、

同様にドイツでもトロイの遺跡の中で卍を発見しました。

卍は古代のインドやヨーロッパでも

宗教的シンボルと見なしています。

昔は、

武道に宗教が加わっていることで、

神秘性を出していて、

それでいてその格好良い動作が、

一線を画したものだったのですが。

卍はそれはそれでそれで格好良かったのですが、

懐古趣味もあって少し残念です。

道着のワッペンもこんな具合でしたね。

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出典:yahoo.co.jp

これがかっこよかったです。

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出典:yahoo.co.jp

少林寺拳法 | 級と帯の色が違います

 

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私が習っていた時代は、

白帯-茶帯-黒帯』の三段階でした。

また、

級も3級からでした。

現在は、

  • 初心者・・・・白
  • 8・7級・・・黄
  • 6・5・4級・緑
  • 3・2・1級・茶
  • 初段以降・・・黒

と空手同様になってしまっているのですね。

しかし、

道場生にとっては、

モチベーションを上げる意味では

よかったのではないかと思います。

 

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少林寺拳法 | 廻し蹴りの今と昔

廻し蹴りですが、

当時(40年以上前でしょうか)

回し蹴りは存在していましたが、

空手のそれではなく、

横から膝をかい込むような動作はしませんでした。

膝を正面に向け、

そこから腰を回して相手のわき腹を蹴るのが、

当時の回し蹴りであったと記憶しています。

と、思ったのですが、

少なくとも、

1983年には横から蹴る説明がありました。

廻蹴 「蹴り足を横に引き上げ、外側から内側に半円を描くように
膝の屈伸を利用して、相手の横腹の急所を蹴る方法です。」

引用:図解コーチ 少林寺拳法 (財)少林寺拳法連盟著 成美堂出版

ただし、

現在でも道場(道院)によっても

解釈の違いがあるみたいですね。

私が知らなかっただけかもしれませんが、

振り蹴り』なるものが存在していたのですね。

知りませんでした。

こちらのほうが

空手の回し蹴りに近いですね。

他に少林寺拳法では、

廻し蹴りの様な角度を持つ蹴りが4種類あり、

曲線蹴と言います。

  1. 廻蹴
  2. 返蹴
  3. 振蹴
  4. 三日月蹴

そういえば、

二級科目(科目表参照(笑))に

打上蹴り』というのがありますが、

どういうものか覚えていなかったので、

調べたら相手の攻撃を受けてからの蹴りの複合技でした。

 

少林寺拳法 | 足刀(横)蹴りの足の形

横蹴りをするとき、

蹴り足、

つまり足刀ですが、

空手のように

親指と他の指を逆の向きにする形ではなく、

全ての指をそるのが

当時の教えであったと思います。

今は空手同様の形なんですね。

実際に教えている道場もあるそうです。

もっとも、

当時、

空手の有段者であった父親にも聞きましたが、

「どっちでもいいよ」

との回答でした(笑)

ちなみに横蹴りは難しくて厄介な蹴りでした。

今も廻し蹴りをバンバン振回しても、

横蹴りはできない選手が多いですね。

少林寺拳法も

昔は前蹴り主体だったので、

横蹴りのできない人もいましたが、

うまい人も結構いました。

私はそれ以前に空手をやっていましたが、

やはり難しかったのを覚えています。

父親に

「回数が足らない、納得いくまで蹴り続けなさい」

と言われ、

泣きながらやったの覚えています。

少林寺拳法の道院での乱取りの試合で、

横蹴りで先輩に勝利したのがうれしかったです。

少林寺拳法の今と昔の違い | まとめ

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出典:yahoo.co.jp

空手同様、

少林寺拳法も組織や諸々の問題で

紆余曲折あったようです。

どんな組織も年月を経れば、

多少、歴史を騒がせる出来事が

あってもおかしくないと思います。

ただし、

本質さえ忘れなければ良いと思います。

道場生は一生懸命稽古して、

少しでも強くなろうと努力しています。

その土台を提供しているということは

忘れてほしくないですね。

そのような意味で、

やはり少林寺拳法は、

素晴らしい武道であると思います。