空手 | 全日本空手道連盟の選手選考会、極真会館が初参加へ

空手 | 全日本空手道連盟の選手選考会、極真会館が初参加へ

2017年4月1日・2日、

日本空手道会館において、

平成29年度強化選手選考会が行われました。

選考メンバーに初の試みとして、

極真会館(松井館長)の選手が参加予定です。

絶縁状態であった以前と比べて、格段の歩み寄りです。
(両団体は2015年4月に友好団体として協力する覚書を交わしました)

賛否ありますが、五輪に向けて日本勢、一致団結してほしいです。

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極真会館も全空連ルールでの練習を開始

2020年の東京オリンピックのルールが

全空連に準拠しているため、

極真会館も出場すべく五輪に向け、

ルールの研究に踏み切りました。

プランは以前からあったと思いますが、

友好関係にお互い歩み寄ったのが発端の一部であったと思います。

 

 

それを受けて、

全日本空手道連盟の講師の指導による講習会が行われています。

2017年3月で34回を数えました。

 

 

過去3度にわたって、オリンピック採用が見送られた空手。

定かではないですが、

理由の一つにルールの違う活動を行っている空手団体は

分裂をしたためと誤解されたからと聞いています。

是非、誤解を解いて一致団結して邁進してほしいと思います。

極真会館は全空連ルールに対応できるか?

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出典:yahoo.co.jp

私感では、

フルコンタクトと寸止め・ポイントルールでは、

ラグビーとアメフト、テニスと卓球くらい違う競技であると思っています。
(どちらがどっちという訳ではありません)

構えや戦い方も全く違います。

足の運びや間合い、体裁きもかみ合わないと思います。

ただしこれは試合の場合で、

通常の稽古、特に基本稽古などは、

どちらも大差ないと思います。

これも私感ですが、

例えば太極拳や八極拳を志しているかたが、

散打(組手の試合)をやると、

套路(型)通りにならず

キックボクシングになってしまいます。

karate_sanda01

出典:yahoo.co.jp

各々の特有な技など全く見られません。

練習では、各々の技のいいところが見えるのに

どうしてなのでしょうか?

私は大きな課題とみています。

空手を始め、他の武道、格闘技は

自流内での戦い方を想定したものにすぎないからです。

ルールを合わせると戦い方も変わるということです。

現在はそれに順応した者が勝ちということです。

極真会館 松井館長は以前こうコメントしています。

松井館長:ボクの感覚的に言えば、賛成多数ですね。
空手と言っても、バラバラじゃどうしようもないでしょう。
大きな意味で結束して団結し、お互いを尊重すれば空手の社会的な地位向上につながる。
――ルールが異なる中で五輪を目指す
松井館長:全く違う競技ですよね。
ただ、願わくば極真から日本代表になる選手が出てほしい。
極真以外の競技に選手が出て行った時、K―1や総合格闘技に行っても、
みんなそれなりに適応してきたんですよ。
今回も全空連の試合に時間をかけて経験を積めば適応していく自信はあります。

 

フルコンタクトの父、ゴッドハンドと称賛された、

極真会館 大山倍達総裁は、もともと剛柔流や松濤館の高段者でした。

総裁も独立して組織を興した一人です。

そう考えれば、ルールも対応できるような気もしてきます。

極真会館 選考会には誰が参加するのか?

極真会館から選考会に参加するのは、

  • 高橋 佑汰(24)
  • 上田 幹雄(21)

の2人です。

高橋選手は48回大会で準優勝、

上田選手は同大会で3位入賞と輝かしい成績を残しています。

両名とも選考会には、組手最重量級(84キロ以上)に出場します。

尚、高橋選手は極真祭・全日本型競技選手権大会でも形部門で優勝しています。

全く違う性格の空手の試合ですが、

2020年に極真選手が東京オリンピックの舞台に立ったら、感無量ですね。

圧巻です。

今後の空手道 | オリンピックを超えて

大山総裁によって、

フルコンタクトルールが産声を上げて久しくなりました。

それから格闘ブームに支えられて、

極真空手が空手の代名詞になった時代もありました。

ブームには必ず終わりが来るように、終焉を迎えました。

波はありますが、現在に至っているわけです。

しかし、

最近では極真の神話が崩れ、他流が台頭してきました。

在りし日の極真と同じく宣伝が功を奏し、

また、当時の極真よりも神話性が強いため

一部で人気が盛り上がっていると思います。

しかし、

これを以前と同じブームにしてはいけないと思います。

極真、他流と言っている場合ではありません。

以前は自流が突き進んで好きなことしていればいい時代でしたが、

現在はそうもいきません。

組織が横のつながりをもって、

共有する場を作り上げて、

全体で支え乗り越えられるような体制を持つべきです。

競争はなくてはなりませんが、空手の大同団結を望んでいます。