第1回国際フルコンタクト空手道選手権大会 | 全日本フルコンタクト空手道連盟(JFKO)

第1回国際フルコンタクト空手道選手権大会 | 全日本フルコンタクト空手道連盟(JFKO)

JFKO、全日本フルコンタクト空手道連盟が開催する5回目の大会は、海外選手の枠も増え世界22か国で100名近く出場しましました。

500名以上が参加するこの大会が、第1回の国際大会として開催、2日間にわたって階級別の熾烈な争いが繰り広げられました。

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2018年 第1回国際フルコンタクト空手道選手権大会

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出典:JFKO

  • 開催日:2018年5月19・20日
  • 場 所:エディオンアリーナ大阪

男女8階級で行われた今回の大会は、とても意味のあったものであると思います。

2013年から始まり、徐々に中身も濃くなってきました。

確かに新極真会も自身主催のオープンの大会を開催しています。

しかし、JFKOを主催として新極真会も一流派としての出場は、流派、団体同士が同じ土俵に上がった感じを受け、今後も流派、団体の参加が増えるのではないでしょうか?

こうした新極真の試みが、他の団体でも影響が出ています。各流派の主力選手が他団体の大会を行き来するようになってきました。

門戸を開いて自由な環境は、我々ファンにとっても心躍る大会になります。

しかし、今回の大会は、ほぼ主催と同じ新極真会にとって、負けられない大会であることは間違いではありません。

昨年のJFKOの大会は、世界ウエイト制大会に出場のために、主力選手がほとんど不参加でした。

結果、男女全ての階級で優勝がないという事態を引き起こしてしまいました。

今回は揃って主力の選手が参加しましたので、期待したいところです。

第1回国際フルコンタクト空手道選手権大会の出場団体は?

ざっとトーナメント表を見ただけでも、各団体の代表選手が出場しています。

特に極真統一ということで見れば、芦原会館をはじめ、極真会館浜井派、KWF極真会館、極真会館松井派から脱退した木村道場や中村道場など、ワクワクした大会になることは間違いありません。

有力団体においても、常連の白蓮会館、魚本流、空手道MAC、淑徳巣鴨などさまざまです。

特に今回は、白蓮会館の福地選手はもちろんですが、極真拳武會の藤井将貴選手のエントリーです。

彼は、極真館全日本大会を4連覇の実績をひっさげての出場です。また、他にも団体の代表選手が出場しています。

さて、その結果は?

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第1回国際フルコンタクト空手道選手権大会 女子の部

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  • 軽量級
    • 優 勝 水谷 恋(久保田道場)
    • 準優勝 菊川結衣(芦原会館)
    • 3 位 将口美希(新極真会)
  • 中量級
    • 優 勝 南原朱里(新極真会)
    • 準優勝 岡田 葵(桜塾)
    • 3 位 吉村 佳(空研塾)、富野真麻(飛心会)
  • 軽重量級
    • 優 勝 木村敬代(武立会館)
    • 準優勝 浅古麗美(極真会館木村道場)
    • 3 位 目代結菜(新極真会)、 神谷優良(神谷塾)
  • 重量級
    • 優 勝 久保田千尋(久保田道場)
    • 準優勝 佐藤弥沙希(新極真会)
    • 3 位 野邑心菜(新極真会)、横山紀子(新極真会)

**新極真会も団体名だけで、支部は省きました。

今回の女子の試合で一番の注目は、軽量級の菊川結衣選手でした。

JFKO通算5連覇を狙う今回の大会で立ちはだかったのが、水谷恋選手(久保田道場)でした。

ほぼ互角でしたが、顔面殴打のダメージもあり、水谷選手に凱歌が上がりました。

力強い組手をします。準決勝で対戦した将口選手も回転数で圧倒されていました。

将口選手は、バランスの良い選手です。技を出すときも軸がぶれないのはいいですね。まだまだ楽しみです。

中量級は新極真全日本王者に輝いた、南原朱里選手(新極真会)が岡田葵選手(桜塾)と対峙、互角の勝負でしたが、ラスト20秒で回転数を上げた南原選手に旗が上がりました。

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出典:JFKO

第1回国際フルコンタクト空手道選手権大会 男子の部

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出典:JFKO

  • 軽量級
    • 優 勝 岡崎陽孝(新極真会)
    • 準優勝 河瀬惇志(新極真会)
    • 3 位 寺崎昇龍(士衛塾)、松本充史(魚本流空手拳法連盟)
  • 中量級
    • 優 勝 福地勇人(白蓮会館)
    • 準優勝 前田優輝(新極真会)
    • 3 位 島原隆司(新極真会)、越智純貴(新極真会)
  • 軽重量級
    • 優 勝 加藤大喜(武立会館)
    • 準優勝 島本一二三(極真会館木村道場)
    • 3 位 サラハト・ハサノフ(新極真会)、前田勝汰(新極真会)
  • 重量級
    • 優 勝 入来建武(新極真会)
    • 準優勝 島本雄二(新極真会)
    • 3 位 落合光星(新極真会)、エドガー・セシンスキー(新極真会)

**新極真会も団体名だけで、支部は省きました。

中量級、福地選手の間合いとかわし方が絶妙です。相手に逆らわない動きは、挨拶から硬い前田選手の攻撃をかわすのは、初めから勝敗が決まっていたような感じを受けました。

軽重量級は、本命の前田勝汰選手を破った、これもまた本命の加藤大喜選手が、島本一二三選手に上段廻し蹴りの技ありで勝利を勝ち取りました。

島本一二三選手を相手に、技あり含め本戦5-0での完勝は凄いことです。

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出典:JFKO

やはり空手の醍醐味は無差別ですが、今回は階級制です。重量級に醍醐味を求めましょう。

残念ながら、極真拳武會の藤井将貴選手は1回戦敗退でした。

今回はかなりの数の投入で、ベスト8にすべて新極真の選手でした。決勝は島本、入来両選手です。

両者はこれが通算8度目の対戦であり、6大会連続の決勝での対決です。

内容は7勝1敗と島本選手が圧倒的です。

本線は、どちらかというと島本選手が勝っていたような感じを受けました。

入来選手は、島本選手を苦手のような表情と戦い方をしています。

1度しか勝利がないので、今までのトラウマでしょうか?

しかし、延長ではきちんと技を返し見切っていました。素晴らしいです。

僅差もないと思います。気持ちの判定でしょう。

入来選手に拍手を送りたいです。

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出典:JFKO

第1回国際フルコンタクト空手道選手権大会 | まとめ

回を重ねるほど、面白くなっていきますね。

ただ、気になったのが、顔面殴打で注意をとっても、判定にはあまり影響しないということです。

菊川-水谷選も菊川選手はかなり顔面殴打をもらっていました。

でも、選手にとっては意図したことではないので、純粋におめでとうと言ってあげたいですね。

総じて、新極真よりもそれ以外の団体の選手のほうが、バランスや軸という面においては、きちんとしていると思いました。

自力という部分では、新極真に分があると思いますが、それだけでは大会は面白くないです。

言い過ぎかもしれませんが、極真にないものを彼ら彼女らは持っているような気がします。

また、熱くなって我を忘れて審判の制止も振り切って攻撃する選手も見受けられました。

この辺りも試合をするうえで考えなければならない問題です。

道場を代表する先生、先輩方の戦う様がいつもの教えとは違ったら、道場生はどう学んだらよいかわかりません。

今回は、選手の多くが、「気持ち」と言っていいたのが印象に残りました。

感動した大会でした。

フルコンタクト空手道連盟は、役員、理事がフルコン系の各団体で構成されていますので、このような光景も見られます。

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